店舗管理者とシフト担当者の思考ギャップ
2015.03.04| 山田 将志 (membersシステム責任者)
お久しぶりです!!!山田です。
え~っと、ありがたいことに2月は、めっちゃくちゃ忙しくさせていただいて、更新する時間無かったです…
書かなかったことを忙しさのせいにしている自分を再確認し、これからは忙しくても毎日(…2日に1回は…)、更新していきます!!
寝る時間があるのに、コラム書けないなんて嘘です…性根を入れ替えて頑張ります。
懺悔はここまでにさせてもらい今回は忙しかった2月にいろいろなお店にいかせていただき、感じたことを書かせてもらいます。
それは、「店舗管理者(経営者)とシフト担当者の思考ギャップ」です。
思考ギャップ??当たり前じゃない?
そうです。当たり前です。
店舗管理者とシフト担当者で考えが違うのは当然です。
店舗管理者は、人件費を抑えたい。と思っていると思います。
ただし、シフト担当者は、お店を円滑に回すことを考えています。
人件費の抑え方はいろいろあると思いますが、シフトで人件費を抑えるには、無駄な人間をシフトに入れない。要は、適正人数でのシフト作成を実施することになります。
適正人数を考える場合、1日のコアタイム時の人数を基準にシフトを作成していると思いますが、人件費を抑えるということを考えると1日のコアタイム時の人数でシフトを作成する時点で、人件費をロスしていることになります。
つまり、コアタイムだけ人数を増やせれば、コアタイム以外は人数を少なくできるはずです。
経営サイドから考えれば、そういったシフトでやってほしい。という考えになりますが、シフト担当者はそれを嫌がります。ここに今回のテーマにした思考ギャップが存在しています。
なぜ嫌がるのか?
シフト担当者は、スタッフ目線、スタッフ寄りだからです。
仮にコアタイムが15:00~20:00(5時間)の場合、5時間シフトで人をいれた方がいいのですが、スタッフのことを考えると5時間しか働けないことになるため、できれば、8時間働かせてあげたい。というシフト担当者の思いがあり、コアタイムをわかっていても8時間シフトでシフト作成を行うのが、シフト担当者です。
スタッフになんで5時間?という文句を言われるのもシフト担当者なので、しょうがないです。
そういった8時間勤務でシフトを作るシフト担当者は悪いわけではなく、シフト状況の不満で辞めるスタッフが多いことも事実としてあり、スタッフの不満を減らす意味では、8時間勤務でシフトを作ることは、新しいスタッフの採用費などを考えた場合、正しい選択だと思います。
ただ…無駄です…減らせるポイントです…
減らしましょう!勤務にコアタイム勤務を作りましょう!
コアタイム勤務時給を導入しましょう!
最初にコアタイム勤務ありなしを決めてもらい、コアタイム勤務ありの場合は、コアタイム勤務時給を設定してください。
例)
通常勤務(8時間):1,000円/h
コアタイム勤務(5時間):1,300円/h
金額が適正かは地域の状況など勘案していただくとして、通常の8時間勤務させるよりもコアタイム勤務させた場合の方が、会社としての支払額を抑えられるような設定をしてください。(例だと、1日1,500円削減できます。)
コアタイム勤務の方が3時間も短いのに、時給が通常より高いからコアタイム勤務を喜ぶスタッフはいると思います。
コアタイム勤務、コアタイム勤務時給の考えがない店舗で、いきなりコアタイムだけ働いてください。といわれたら、嫌になりますが、最初から選択でき、勤務時間(拘束時間)が短い代わりに、その間の時給は高い。通常勤務よりも割がいいという状況にすることで、スタッフも喜んでくれると思います。
スタッフが喜んでくれるのであれば、シフト担当者は喜んでコアタイム勤務でシフトを作成してくれると思います。
ただ…そんなシフトを手動で組むのは大変です…
シフト担当が変わった場合は、全スタッフの契約状況から見直さないといけないですし、シフト担当者への依存度、負担が大きくなってしまいます。
弊社が提供しているシフト勤怠自動作成システム「members」であれば、全て自動でシフトを作成します。
Aさん、Bくんはコアタイム勤務あり?なし?
土日祝はコアタイム勤務が何時から何時で何人必要なのか?
などなど、事前登録しておくことで、全て自動でシフト作成を行うことができます。
当然、システムが全てを覚えているため、担当者が代わっても全く問題ありません。
非常に宣伝臭が漂うラストになりましたが…
実際に全て自動で実現できます!
是非、コアタイム勤務の導入を検討ください。
それと…members導入も…よろしくお願いします!
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山田 将志 (membersシステム責任者)
昭和53年 岐阜県生まれ。某パチンコ設備機器大手メーカーで企画開発営業を11年、システム開発会社で経営を2年経験した後、2013年 株式会社アンサイズを設立。 人でなくても出来る仕事はコンピュータで!を信念のもと、2014年No.2社と共同でmembersを開発! |
【パチンコ経営/経費削減/業界動向】
パチンコ業界にいろいろな角度から携わってきた山田将志が、パチンコ経営、経費削減、業界動向を独自の視点で分析。現場と管理・経営層の思考ギャップ、なかなか本音で話さない(話せない)部分に、会社を飛躍させる経営ヒントは眠っています。人財を生かすために今すべきことがわかるビジネスコラム。