パチンコ店の経費削減・利益アップなどパチンコ経営者に役立つのためのコラムを掲載しています！

20年後、ITの進化でなくなる職業のニュースが出ていました。

読んだ方もいると思いますが・・・

なんと、今ある職業のうち約５０％がなくなってしまうという・・・つまり、今のあなたの仕事がなくなる確率はハーフハーフということなんです。

なんか自分の仕事は・・・ハーフよりも確率高いような・・・どうしたら・・・どう生きていけば・・・

 と、不安になった方もいると思いますが、仕事がなくなる理由（リストラとかの話ではないですよ～）はいろいろあります。大きく２つです。

1. ITの進化で違う形に変わる
2. ITの進化でコンピューターがその仕事をこなす

１の例としては、レンタルビデオがわかりやすいですかね～昔は男性のカウンターを狙って、なにやらドキドキしてVHSを持っていたのですが、今はインターネットの普及で、いつでもどこでもパソコンさえあればOKのオンデマンド配信。あのドキドキ感が懐かしいです。

もっと早くインターネットが普及していればと悔やまれると同時に、現代の子供たちのことが心配になる今日この頃です。

２の例としては、自動車工場のネジ締めとかですね。今はロボットが生産ラインを陣取り、的確かつ無尽蔵のスタミナで永遠と働き続けていますよね～。昔は人がやっていたので、ミスもあったり、交代制にしなければいけなかったり、無駄だらけですよね。ピラミッドを作った時代に今のような技術力があれば、人口はもっと増えていたかもしれませんね～。

では、パチンコ業界ではどうでしょうか？

１．ITの進化で違う形に変わる

パーソナルシステムがある種これですね。玉箱を積み、箱をスタッフが運び、計数機に流す。というのが、今までのホールスタッフの業務でした。

これが、パーソナルシステムの登場により、なくなりました。

本当に画期的でした。今もまだ「玉箱」＝「賑い感」といった考えが根強く残ってはいますが、完全にパチンコ業界、パチンコファンに受け入れられたシステムだと思います。

受け入れられた要因の１つに、人材不足という追い風？もあったのは事実です。

パーソナルシステムは人材不足となる原因であるきつい肉体労働の部分を排除し、スタッフには働きやすい環境、店舗には人件費削減の２つを同時に満たしたのです。さらに、人が介在することで起こり得るヒューマンエラーや不正といった部分も従来より格段に排除したシステムです。

２．ITの進化でコンピューターがその仕事をこなす

パッと思いつくのは景品自動払出器。あとは、ホールコンピューターもそうです。

昔はホール管理を勘ピューターでやっていた。この業界の人間であれば、一度は耳にしたことのある話です。

今はパチンコパチスロのスペック、遊技性も複雑になり、勘ピューターの処理速度では到底正解を導けない状態になっています。確率変動が出たころあたりから、ほぼ勘ピューターのCPUを振り切ってしまったように思います。

ここまで読んでいただくとホールコンピューターさえあればいい。という考えを持っている人間に映るかもしれませんが、設備機器大手に11年勤め、全国のいろいろな方にお会いした私の持論は、店舗運営・経営をするうえで、ホールコンピューターのデータは必須ですが、ホールコンピューターを扱う人は、その人独自の勘ピューターを搭載していなければいけない。コンピューター（システム）に使われてはいけない。というものです。

勘ピューターだけで店舗運営・経営ができた時代から、ホールコンピューターもなければいけない時代になったのも、ITの進化によるところです。

他にも呼び出しランプなど、いろいろありますが、書いていたらキリがないので、今後のITの進化でなくなるパチンコ業界の仕事、業務を考えて見たいと思います。

パチンコパチスロ店の仕事・業務は、地域、規模、店舗などによって様々です。

• ホール
• カウンター
• 店舗管理（役職業務）

上の３つは呼び方は違うかもしれませんが、ざっくり業務と役割をわけたものです。皆様の店にもありませんか？

業務内容を頭に思い描いてみてください。IT化できる仕事・業務はありませんか？

パッとIT化できる仕事・業務を言えた方は、常に採算性を意識し、会社にとって利益を上げることのできる人だと思います。

IT化できる仕事＝人がやらなくていい仕事

今一度、自店業務、自店スタッフの行動を考えてみてください。やらなければいけないけど、利益に繋がらない仕事ありませんか？

その仕事を解決するIT（システム）はありませんか？

次回から上で書いたホール、カウンター、店舗管理について、私なりに分析したIT化できる業務について、書かせてもらいたいと思います！！